概要
勝浦漁港
三方を山で囲まれ、熊野灘の荒波から守られた勝浦漁港は古くから知られる良港であり、当地域の沖合を流れる黒潮本流の影響を強く受け、回遊性魚類の集積地として栄えてきました。
中でも生マグロについては、全国有数の水揚げ基地となっており、近海のマグロはえ縄漁により漁獲された鮮度抜群のマグロが、冷水保存された生の状態で水揚げされます。
マグロは年間を通じて水揚げされますが、和歌山近海に漁場が形成される冬から春にかけては、特に水揚げが多くなり、市場は活気づきます。
また沿岸に生息する魚介類も豊富で、地元はもちろん県内外で「紀州勝浦産」として消費者の信頼を得るようになりました。
漁業種類
マグロはえ縄漁業、曳縄漁業、一本釣漁業、敷網漁業、刺網漁業、流網漁業、はえ縄漁業、採貝漁業 など
主な水揚魚種
- 【マグロはえ縄漁業】
- クロマグロ、メバチマグロ、キハダマグロ、ビンナガマグロ、カジキ類 など
- 【沿岸漁業】
- イセエビ、カツオ、サンマ ほか
勝浦市場へのアクセス
- 車でお越しの方
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【京都方面より】
- 名阪自動車道を利用・R24号・R168号・R169号を南下
新宮からR24号で那智勝浦町へ - 阪和自動車道・紀勢自動車道を利用・すさみ南ICからR42号を南下 串本を経て那智勝浦町へ
【名古屋方面より】
- 東名阪・伊勢自動車道・R42号を南下、那智勝浦町へ
- 名阪自動車道を利用・R24号・R168号・R169号を南下
- 電車でお越しの方
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【新大阪駅より】
- JR紀勢本線(きのくに線)にて特急で紀伊勝浦へ
【名古屋駅より】
- JR紀勢本線(きのくに線)にて特急で紀伊勝浦へ